消費者問題とは?


 契約に関する消費者トラブルが今、大変深刻な状態にあります

全国の消費生活センターや国民生活センターに寄せられる苦情の7〜8割は契約に関連しています
しかもここ数年増加しつづけているという現実があります。
消費者契約法は、不適正な契約から生じる消費者被害の防止・救済を効果的に実現しようとするもので、もしこれが制定されれば、製造物責任法と並んで私達のくらしはおおいに向上することは間違いありません。

つまり今早く有効な手を打たないと、大変なことになるのです。第二に、21世紀の日本は現在よりもっと暮らしやすい社会にする必要があります。そのためには、規制緩和を進めて市場メカニズムを重視した社会にしていくことが必要です。しかし、市場メカニズムが有効に機能するためには、市場参加者、すなわち事業者、消費者の自己責任が求められますし、また市場の明確なルールも不可欠です。消費者契約法は、消費者取引市場における必須のルールであり、それが制定されなければ、そもそも消費者に自己責任を求めることはできません。